2016年10月23日日曜日

(3)三角形の辺と角の大小関係

【問】三角形の3辺の長さがa,b,√(a+ab+b)であるとき、最大角の大きさを求めなさい。
 
【解答開始】
ここで、a,b以外の辺が√(a+b)なら角θは90度ですが、その辺がそれより大きいことから、角θは90度以上ということがわかります。

三角形の内角の和は180度ですから、1つの角度が90度より大きければ、それ以外の角度はすべて90度以下です。

そのため、90度より大きい角θがこの三角形の最大角になります。
(余弦定理を思い出す)
https://schoolhmath0.blogspot.com/2016/09/blog-post_96.html
(これが余弦定理)

 この余弦定理を使います。

上の図のように辺aと辺bの間の頂点をCとする三角形を書きます。
そして、余弦定理でcos(∠C)=cos(θ)を求めます。

そのcos(θ)の値が-1/2になったので、
角θは120°です。
(解答おわり)

【別解】
三角形の辺の二乗の引き算の公式により:
(解答おわり)

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